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同じく駒込の旧古河邸

明治のはじめは陸奥宗光の邸宅。宗光次男が古河財閥創業者である古河市兵衛の養子となったので古河家の所有となったということです。

1917年に古河家三代目の当主、虎之介(虎之介は市兵衛の実子)によって邸宅と庭園がつくられました。

設計はジョサイア・コンドル。

旧古河邸

現在は国有財産となり、東京都が借り受けて一般公開しているということです。

旧古河邸

日本庭園もあるのですが、そちらの作庭は、京都でもあちらこちらの庭をつくった(たとえば円山公園とか平安神宮、まだまだたくさん)小川治兵衛によります。

旧古河邸

コンドル設計の左右対称形のバラ園も見もので、バラの咲く時期にはいろいろなイベントも企画されるそう。

さぞや美しいことでしょう。

旧古河邸

今回はまだまだバラの咲く時期ではなく、その点は残念でしたが、邸宅内部を見せていただけるように予めハガキで申し込みをしていたので、それが楽しみでした。

内部は撮影禁止でしたが、ひとつひとつのお部屋について丁寧に解説していただきました。

旧古河邸

ここのお屋敷の変わったところは、こういう外見にもかかわらず、二階のご家族普段使いのお部屋は和室になっているところ。

仏間もありました。蚊帳を吊る金具もついていました。

旧古河邸

一階のバラの庭園の見える洋室はふだんから喫茶室になっていて、申し込みをしていなくてもここには入れます。

旧古河邸

戦後一時期は、接収されてイギリス大使館付の駐日武官たちの宿舎として利用されたこともあるそうです。

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