忍者ブログ

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

border line

東京 池之端の旧岩崎邸

台東区池之端にある旧岩崎邸へも行ってみました。
不忍池の近くですね。

旧岩崎邸

江戸時代には越後 高田藩榊原家の中屋敷であったものが明治初期に牧野弼成(まきのすけしげ 旧舞鶴藩主)邸となり、1878年(明治11年)に三菱財閥初代・岩崎弥太郎が牧野弼成から土地を買ったそうです。
六義園も岩崎家でしたが、都内にもまだまだ岩崎家由来の由緒ある屋敷があるらしい。東京都以外にもあるらしい。
すごいですね。

旧岩崎邸

この岩崎邸も今公開されているのは一部にすぎず、かつては西側の湯島合同庁舎、南側の湯島郵便局、切通公園一帯を含んでいたといいますから、その広さは想像がつきません。

旧岩崎邸

内部は撮影禁止。
何を見てもため息しかでませんでした。

外観の壁の装飾だけでもすごいものです。

旧岩崎邸

そうそう、ここも設計はジョサイア・コンドル。1896年の竣工です。
昨日ご紹介した旧古河邸は1917年(大正6年)にジョサイア・コンドルによって建てられています。あの建物はコンドルの晩年の作品です。
コンドルといえば、1883年に鹿鳴館も設計しています。模型は両国の江戸東京博物館で見たことがありますが、本物も見てみたかったですね。現存していてほしかった。

和館のほうではお座敷が喫茶室になっていました。
おみやげとして売っていたのは小岩井農場のクッキー。小岩井というのは岩手県の地名か、と思っていましたら、日本鉄道会社副社長・小野義眞、三菱社社長・岩崎弥之助、鉄道庁長官・井上勝、以上3名が共同創始者となったためにその姓の頭文字を取って『小岩井』農場とつけられた、というではありませんか。
どこまでもいっても驚くことです。岩崎家の力。

旧岩崎邸

PR
border line

< 2025/04 >
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

ブログ内検索

最新TB

RSS

RSSを購読する