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そよ風と 木漏れ日と・・・
台風は結局カクっと東へ去っていってしまいました。梅雨はどこへいったのか、もう真夏のような日差しと暑さです。
今日は「京町家・小宿 nao炬乃座(なおこのざ)梅小路別邸」のお座敷で、ゆかたの着付けを習って来ました。
先生は、下鴨で、色々な場面での着付けをプロデュースされている「はなを」さん。
とても品の良い着付け、伝統をふまえた着付けをしてくださるプロです。
京都はやはり着物の似合う街。
着物で行くと割引が受けられたりと、京都市も率先してバックアップ体制をとっているので、京都の街には着物姿が自然に溶けこんでいます。
ゆかたぐらいは自分でなんとか着ることができますが、人に着付けをするのは初めて。二人一組でお互いに着せる練習をしてみました。
人型のボディに着せるのとは違い、生身の人間相手ですと、紐の締め具合などどこまで締めていいのやら。
背中の中心の線、裾のあげ具合、衿合わせ、おはしょりの始末、とさまざまなポイントをきちんと確認して、優雅に着せてあげられるようになるにはまだ練習が必要です。
帯も、もっと即興的にバリエーションを付けられるようになりたいものです。
合間には、烏丸五条付近の江戸時代から続く仕出しと割烹のお店、「松粂」さんからのお弁当をいただきました。
たいていの京都の仕出し屋さんのお弁当は、リーズナブルであっても、かなり質が高いです。
今日は、ゆかたを着て町家のお座敷で仕出し屋さんのお弁当をいただき、とても和の気分でした。
先月オープンしたばかりの東洞院六角(ひがしのとういんろっかく)上る(少し北)の『京都八百一本館』へ。
わたしと同じく、食いしん坊で食の冒険家である友人と(わたしの友人には当然のごとく食いしん坊が多いです)、八百一探検です。
1階には『八百一』の野菜や、それぞれ専門店の肉・魚・お惣菜・パントリーの売り場が広がり、スーパーマーケットのようになっています。
京野菜をメインにしたパンを売る店『ザ・ブレッド』もあります。
先に着いたわたしは早速きれいに白くて美味しそうで、しかも安いカリフラワーを見つけてカゴに入れました。
遅れて到着した友人もカゴを持ち、まずカリフラワー。
そして野菜の話をしながら丁寧に野菜売り場を見まわり、お惣菜の話をしながらお惣菜売り場をめぐり、魚や肉の話をしながら魚・肉を拝見し、いろいろな食材を見つけては話題にしながらパントリーを物色し、おのおの結構な買い物をしてしまいました。
ここまで、あっという間に1時間以上。
3階の『セイボリー』という京野菜主体のフレンチレストランはランチの予約が残念ながら取れなかったので、今日は2階の京野菜を使ったお決まり定食のお店『きょうのおかず』へ行きました。
運ばれてきたお盆の上には、丁寧に作られた感じのじんわり美味しそうな和食が乗っています。
ごはん。お漬物。具だくさんのお味噌汁。ゴボウの煮物。ホウレンソウの胡麻和え。カレイの煮付けに九条ねぎと厚揚げと生麩を添えたもの。
ゆっくりおしゃべりはしたのですが、案外あっさり食べ終えて、まだ見ていない2階、3階の各フロアーも気になります。
なので早々に席を立ちました。
食後はまず3階から。屋上に農園が広がっています。あとで植物のお世話をしている女性スタッフとお話できました。今植わっているのは、ニンジン、ズッキーニ、カラーピーマン、万願寺トウガラシ、賀茂ナスだということでした。そう、九条ねぎも植わっていました。ネギ坊主が印象的。
まわりには畑のあぜ道で見られるような雑草なども調和よく育っています。
この草はなんの草かしら?
ボリジやタイム、レモンバームなどのハーブもありました。
ボリジ
そして、カシやナラや柿や山桜などの樹木も植えられているのです。これから大きく高くなっていくのでしょうか。ここが屋上だということを忘れてしまいます。
ミツバチの巣箱もありました。
そしてその自然を前に、ガラス張りのフレンチレストラン『セイボリー』があるのです。花ズッキーニの詰め物をしたものとか、仔牛とナスのモッツァレラチーズ焼きとか、ああ、やっぱり気になります。
今度はもっと早めに予約をして食べに来ます。期待が膨らみます。
水菜やルッコラ、プチトマトを水耕栽培している部屋もありました。
ガラス張りの屋根や窓から入る今日のような強い日差しはうまく遮光されていました。業務用の大きな空調が入り空気がわずかに冷やされていました。
窓の一部は開けられて風が入ってきていました。太陽を充分感じるのに暑くなく心地良い空間になっていました。これなら野菜も大喜びです。
2階は輸入ものの多いパントリー。ワインや日本酒、焼酎など、こだわりのお酒が揃う『前田豊三郎商店』。お店の趣味が感じられる食に関する雑貨のお店『アンジェ ボン ルパス』、食卓を飾る花にふさわしいものを揃えた花屋さんもありました。
で、友人とは、『また一緒におしゃべりしながら食材や雑貨をみつけましょう。次も楽しみ。』と、双方、同じ話題をわかちあえることを喜び合って別れたのでした。
京都八百一本館
「島原」をぜひ散策してみたい、というわたしたち夫婦の旧知の友人とわたしたち3人で出かけました。
わたしは「島原」の「角屋」さんは今年になって3度目の訪問。
今は7月18日までの一般公開の時期です。電話で予約しておくと、日に4度の2階座敷の解説付き案内に参加させてもらえます。
「檜垣の間」「扇の間」「青貝の間」ほかにもいくつかお座敷がありますが、どの座敷も贅を凝らしたすばらしいしつらえです。
もてなしの心ここにあり、という感じ。
中庭の緑はますます濃く瑞々しく。
臥龍松の庭から見上げる「青貝の間」。「青貝の間」に付いているバルコニーが見えます。
お座敷の一部の壁にも使われていますが、ベンガラの赤を使った壁は高貴な方を迎えるための色。京都でも昔は桂離宮や仙洞御所、一力亭、ここ角屋、あと2箇所どこだったかしら。の、6箇所にしかゆるされていなかったということです。
「青貝の間」の室内には、壁の全面だけでなく、ふすまのさんなどの建具など、あらゆることろに螺鈿の細工が施されています。螺鈿だけは今でも輝きを失っていませんが、壁はロウソクの煤で真っ黒になってしまいました。もとの壁の色は浅葱色だったというので、想像するだに豪華です。
帳場から見える正門付近。正門から玄関へつづく石畳の通路は、かすかに帳場のほうへ斜めに振れていて、帳場からお客様のお顔がよく見えるようになっています。
りっぱな台所。
玄関に2本植わっている槐(エンジュ)のうちの1本。葉が茂り始めました。
間口30メートルあまり、奥行き50メートル、という立派な建物が残っているのは素晴らしいことだと思います。
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