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そよ風と 木漏れ日と・・・
ちょっと筆で字を書く必要があって硯(すずり)を探したら、引っ越した時にどこにしまったのかわからず、出てきません。
螺鈿の模様のふた付きの箱に入った、お気に入りの硯だったので、見つからないことにショーック!
そのうちひょいと、思わぬところから出てくることを期待しつつ・・
でも今必要なことには変わりなく、ちょうど東寺の弘法さんの市の日なので、探しに行ってみることにしました。
古道具屋さんを片っ端から見て歩き、買うはずのない物にまで目を留めて、店のおじさんに値段を聞いてみたりして、さんざん楽しみました。
肝心の硯は、そんなに数が出ていなくて、たまに見つかるくらいでした。ただ、たいていのものは、大きくて上等。5万円くらいするものや、中には30万円くらいするものも。
そんなのは持って帰るにも重すぎるし、第一お高すぎる。
小さめのものを見つけて値段を聞いてみたら、それでも一万円、とおっしゃる。
もうどこかの文具店で、お習字用の普通のを買おうかな、と思っていたところで見つけたのがこれ。
手ごろな大きさ。蓋付きで、蓋の取っ手は梅の花。横に筆を置くための溝もついてる。
恐る恐る「おじさん、これ、おいくら?」
と聞くと、なんと充分手が出せるお値段でした。
これなら、しまい込まずに飾っておくこともできるし、使いやすいかも、です。
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