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みなづきを食べる日

6月の最後の日。水無月の晦(つごもり)と言ってみましょうか。
京都では夏越の祓(なごしのはらえ)という、半年間の穢れを落としてこれからの半年の無病息災を願う行事が、いろいろな神社でささやかに行われています。
代表的なのが茅の輪くぐり。人が歩いて通れるぐらいの輪っかを茅(かや)で作ったものが、鳥居の前や本殿の前あたりに置かれます。
正式には、唱えるべき言葉を唱えながら八の字に通るらしいのですが、そのへんの事情には詳しくはありません。

今日は和菓子のみなづきを食べる日。5月にも、フライングでみなづきをいただきましたが、やっぱりみなづきは水無月のお菓子。特に水無月の晦のお菓子。
近所の神社には茅の輪がなかったのでお参りだけして、おまんじゅう屋さんを覗いてみました。
今朝の8時すぎのことです。まさかまだお店を開けてはいらっしゃらないだろう、と思ったのですが、もうお店は開いていて店頭にはみなづきがたくさんならんでいました。
お店のなかでは、休むことなくみなづきを作っていらっしゃいます。

みなづきは、下の三角のういろうが氷をあらわしているそうです。半年の厄を落とし、これから夏を迎えるぞ、という気持ちがこのようなお菓子になっているそう。
京都では、みなづきにかぎらず、季節の行事と和菓子が密接なのが面白いところです。

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