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お赤飯

お祝いごとがある日ではなかったけれど食べたくなったのでお赤飯を炊いてみました。

しばらく前、赤飯用の小豆の水煮缶が食品庫にあるのを思い出したときから、お赤飯を炊こうと思っていたのです。
切らしていたごま塩も買ってきていました。ごま塩のかかったモッチリしたお赤飯。お赤飯にかかったごま塩はなんでこんなに美味しいの。

というわけで、満を持してのお赤飯。



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ハタハタ

見るからに新鮮なハタハタが一パックにギッシリ。昨日、京都市中央卸売市場で見つけました。
ハタハタは小さい魚で、細いけれど固い骨があります。食べる部分は少なくても火を通すと身がプリっとしてそんなに食べにくい魚ではありません。
幼い頃からハタハタは好きでした。

ハタハタは足が早い魚です。昨日の食彩市ではお客さんの出足が悪いことを心配されたのか、このハタハタを売っている若いおじさんはなんとか早く売りさばきたい、という様子でした。
「ハタハタ買って〜。」目があうとすぐさまのこのセリフ。
このギッシリについ目がとまって立ち止まりました。
「塩焼きもおいしいでっせ。鍋もいけます。」
煮付けと塩焼きがおいしいのはわかっています。でもお鍋はしたことありません。しょっつる鍋というのがあるのは知っていますが。
寒さの中を歩いてきた冷たい頭で、ふと、ハタハタの出汁がしみた熱いお豆腐をスルリと食べるところを想像してしまいました。
「よし、鍋にはどうすればいいのか、まだよくわからないけど、とにかく買って行こう。」

これがそのハタハタです。
魚の目が怖い、というわたしの友人なら、これはダメだろうな。



しょっつるという日本の魚醤はうちにはありませんがニョクマムはあるので、それで味付けをしてしょっつる鍋風にして楽しみました。
野菜もお豆腐も、ハタハタの出汁を吸ってとても美味しくなりました。春雨やお餅も入れて食べました。

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立春のおこわ

節分の福豆は小さい袋を買いました。
だけど歳の数だけ食べたとしてもたくさん余ります。それにもうそんな数は食べたくない。
翌日も翌々日も、そしてしばらく、テーブルに置いておいてときどきポリポリ食べる日々が続きます。毎年。

今日は思いついて福豆でおこわを炊いてみました。
全部使うわけにはいきませんでしたがかなり減りました。節分の翌日、立春のおこわです。
固い大豆が水分を吸ってしっとり。炒り豆独特の香ばしさがもち米に移って素朴な味わいです。

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