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そよ風と 木漏れ日と・・・
発表会前の最後のレッスンの日。
東京行きを挟んでイレギュラーな仕事が入ったため9月の後半は毎日忙しく、今日は(というか、今日も)ヘロヘロになって行ってきました。
ランチに買っていったパンは初めてのパン屋さんを開拓しました。
新町六角東入ルの「花かご」。
とても小さなパン屋さんです。並べてあるパンの種類も少ない。けれど、ハードなパンがお得意なようでどれもワインに合いそう。
冷蔵ケースの中にはワインが並んでいました。ランチによさそうな小さな瓶のワインも。今からピアノのレッスンでなければ思わず買ったに違いない。
選んだのはこちら。
左上から時計回りに、アンチョビのフィセル、バジルとトマトのフォカッチャ、フォカッチャ生地のサンドイッチ(中には生ハムとチーズ)、クリームパン、オレンジの香るブリオッシュ。
アンチョビのフィセルはアンチョビがたくさん入っていて冷えた白のワインが欲しくなる味でした。
バジルとトマトのフォカッチャは中にチーズがひそんでいました。サンドイッチのチーズはイタリアのチーズだったかな。
クリームパンのカスタードクリームは手作りの味でとても美味しい。ブリオッシュもすごく美味しかった。
近所にあったら嬉しいだろうなというパン屋さん。
ピアノのほうは本番が楽しみ(冗談です)。仕上がり具合はまずまずの手応えですが、やっぱりドキドキ。
偉かったのは、発表会が近づこうが関係なく、友人であるところの師匠との連弾のシューベルトのグランド・ソナタ全楽章とガーシュインのラプソディー・イン・ブルーのほうも練習を続けていることです。
発表会が済んだら、本格的に連弾のほうの仕上げにかかります。
昨日はピアノレッスンの日。発表会までの最後のレッスンか、と思ってがんばって行ってきました。
パンは七条西洞院上がるの「Rauk(ルーク)本店」。
本店というけれど小さなお店です。扉を開けたらお客さんは誰も居なかったので、わたし一人でゆっくり選ぼうと思っていたら。
体格の良いアメリカンガールズが6人ほど入ってこられました。西本願寺方面から来て京都駅へ行かれるみたいです。
あっという間にお店は満員状態。それに、売り場にいるわたしに、英語でパンについての質問をしてこられる。
「これはなにが入っているの?」とか「こちらとこちらは同じもの?」とか。
かろうじてわたしの選びたいパンはちゃんと買いましたが、自分の買ったパンの名前を覚えることはできませんでした。
お店を出てバス待ちでバス停にいたら、さきほどのアメリカの女の子たちがパンを食べながら京都駅方面へ歩いて行かれるのを見かけました。みなホットパンツで足が長いし、ほんとに体格がいい。
今日買ったパンはこんな。
左上から時計回りに、パリパリのチーズ、ロコモコサンド、チョリソーのパン、ごぼうさんの甘辛煮(これだけは覚えていた)、真ん中はアップルロールかなあ。
発表会までもうレッスンがない、と思ってましたが、10月に入ってからすぐに、あと1回できることになりました。
ちょっと安心です。
ピアノの発表会まで20日あまりとなってきました。
迫り来るその時を思ってドキドキする時期。大勢の人の前で演奏するということが、なぜにこんなに緊張するのか。
今年はそのへんを掘り下げて考えてみることにしましょう。
自分の出番の直前から失敗するのがいやだ〜怖い〜と、からだがいろいろな反応を示し始めます。
心臓がバクバク。手にじっとり汗をかきます。わたしの場合、弾き始めると鼻水が出て来て困ります。
お客さんが目に入ると余計に緊張しそうで見ないようにします。
ただただ失敗したくない〜と思ってしまいます。で、余計に緊張します。
毎年、この近づいてくる時期からドキドキするのが嫌で、そういうことは考えないようにしてきましたが、今年はひとつ考えぬいてみようではないか。
ドキドキすることを恐れないようにしてみよう。お客さんが視覚に入ることを恐れないようにしてみよう。
わたしは何故ひとの前で演奏しようとしているのか。わたしの思い、わたしの音楽を伝えたいからではないか。
そういう根本的なことから、考えぬいてみようと思います。
という決意を秘めて、今回のレッスン。
持っていったのはブルディガラエクスプレスのパンです。
きのこのタルティーヌ、ポム・ド・テール・フォカッチャ(茹でられたようなジャガイモが生地にはいっています)、ソシソン(ベーコンとオリーブ、弾力のある生地です)、ブレッサンス(バニラビーンズの粒粒が見える滑らかなカスタードクリーム入り)。
ドビュッシーが表現しようとしたことをわたしの解釈で表現するために、もっと明確な意思をもって音の奏でる雰囲気を弾き分けないといけません。
練習で出来るようになることはもちろんですが、舞台上でもそれを表現しなければ。
全部ひっくるめて、とことん考えてみよう。
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