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金柑とレモンのマーマレード

甘くてそのまま生で食べられる金柑が数粒残っていたのと、近郊農家の甘いレモンがひとつあったので、薄く刻んで一緒に煮て、マーマレードにしました。

皮に渋みがないときは、いきなりお砂糖を入れて煮ても大丈夫。
オレンジ色と黄色の2色が混じって、きれいなマーマレード。

マーマレード

バゲットを縦に半分にしてバターを塗ってマーマレードを乗せたら、パリの朝ごはんでよく食べるタルティーヌ。

バターだけでもタルティーヌ。

マーマレード

パリでは朝ごはんにバゲットが出てきたら、自分のナイフでまず縦に半分に切る。初めてパリに行った時、ふーん、そうなのか、と思いましたよ。
そして、そこにバターを自分のナイフで塗る。好みでジャムを塗る。カフェオレに浸しながら食べてもよし。

カフェではタルティーヌを頼むと通っぽく感じる。このことも、初めてパリでの朝ごはんを食べにカフェに行った時、思い知ったことです。 あー、姉が頼んでいるのを見て「カッコイイ」と思った、ということです。

その後、初めてパリに来た日本人数人と朝ごはんにカフェに行った時、皆がクロワッサンを頼みたがる中、わたしは「アン カフェ クレーム エ ユヌ タルティーヌ シルヴプレ」(カフェクレームはカフェオレのこと)と言って頼んで一人通ぶって、『ふ、ふ、ふ、やったぜ。』と心のなかでつぶやいたものでした。



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本場の味、直伝

ずっと以前、四川省から京都大学へ来ている留学生が、そのお友達とともに我が家へ遊びに来てくださったことがありました。
そして、うちの台所で本場四川の辛〜い麻婆豆腐、水餃子、黒ごま団子を二人で作ってくださいました。

それより前に、四川省に行ってきた夫から本格的に辛〜い麻婆豆腐の話を聞かされていたので興味津津でした。
陳建民さんが麻婆豆腐をお作りになるところは料理番組で見ていましたけれど、味までは想像できませんでした。今でこそ、建民さんの息子さんのお店、『陳麻婆豆腐』で本格麻婆が気軽に食べられるようになっていますが。

そのときは四川からの客人が作ってくださった麻婆豆腐を食べてびっくり。舌が、いやもう口全体が、痺れるわ、辛いわ。

タイ料理を初めて食べた時、その辛さに驚いたことがありましたが、麻婆豆腐は辛いに加えて痺れるのだ、ということを知りました。
痺れるもとは中国山椒。
最初の衝撃を乗り越えたら、山椒の清々しさを感じるようになりました。
口イタイ、でも食べたい。イタイ、食べたい、の繰り返しで最後まで。

そのときに覚えた麻婆豆腐がうちの味になっています。
といっても、あそこまで痺れる中国山椒はなかなか手に入らないのです。ホアジャオと呼ばれる中国山椒はスパイス売り場で買ってみますが、痺れるほどではありません。
なので、山椒のしびれに関してはもの足りなさを我慢。辛味も、あの時に比べたら控えめになってるかな。

昨日は中華麺もあったので、蒸して熱々にしたのを麻婆豆腐に添えてみました。
麻婆をかけて和えそばのようにしても食べられます。
それに、野菜。セロリ、キュウリ、タマネギの薄切りとトマトのざく切り。辛さの合間に冷たくてスッキリするし、麻婆和えそばと共に食べたら、ちょっとジャージャー麺(炸醬麵)のような感じ。

麻婆豆腐

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サバフィレのバゲットサンドイッチ

キャプテンクックのサバフィレ缶。



mina_mina(ミナミナ)のバゲットでサンドイッチをつくることにしました。

mina_mina(ミナミナ)のバゲット

皮バリバリ、中モチモチの、バゲットに切れ目を入れて、バターを塗って、晒し玉ねぎの薄切りを詰め込んで、サバのフィレを置いて、少しピリピリと辛いワサビ菜もはさみました。

このワサビ菜は辛味が強かったので軽く茹でて刻んでおきました。

ワサビ菜

清冽なワサビ菜の香りと辛味、玉ねぎの風味、少し癖のあるサバ。
癖のあるもの同士の相性が良いと、とても力を発揮します。

サバのバゲットサンド




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