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そよ風と 木漏れ日と・・・
ちょっと筆で字を書く必要があって硯(すずり)を探したら、引っ越した時にどこにしまったのかわからず、出てきません。
螺鈿の模様のふた付きの箱に入った、お気に入りの硯だったので、見つからないことにショーック!
そのうちひょいと、思わぬところから出てくることを期待しつつ・・
でも今必要なことには変わりなく、ちょうど東寺の弘法さんの市の日なので、探しに行ってみることにしました。
古道具屋さんを片っ端から見て歩き、買うはずのない物にまで目を留めて、店のおじさんに値段を聞いてみたりして、さんざん楽しみました。
肝心の硯は、そんなに数が出ていなくて、たまに見つかるくらいでした。ただ、たいていのものは、大きくて上等。5万円くらいするものや、中には30万円くらいするものも。
そんなのは持って帰るにも重すぎるし、第一お高すぎる。
小さめのものを見つけて値段を聞いてみたら、それでも一万円、とおっしゃる。
もうどこかの文具店で、お習字用の普通のを買おうかな、と思っていたところで見つけたのがこれ。
手ごろな大きさ。蓋付きで、蓋の取っ手は梅の花。横に筆を置くための溝もついてる。
恐る恐る「おじさん、これ、おいくら?」
と聞くと、なんと充分手が出せるお値段でした。
これなら、しまい込まずに飾っておくこともできるし、使いやすいかも、です。
書家である友人が入賞した作品を見に京都市美術館へ。
地下鉄東西線「東山」駅で降りて美術館まで白川沿いを歩く、この道が以前から好きでした。
映画「マザーウォーター」のロケ地として話題をよんでから、観光のお客さんが増えている感じ。
学生時代から行っている「桝富」というおそば屋さん、その隣のお団子屋さん、寺町三条から引っ越した「galarie 16」や古くからのお寿司屋さんなどがあるのだけど、新しいお店も2軒ほど増えていました。
散歩中の犬が、川から出たくない、と駄々をこねていました。
書を鑑賞するのも、とても面白くて奥が深いものです。書を鑑賞する機会が増えたのは友人のおかげ。
一時はわたしも彼女に書を教えてもらってたんだわ。母の病気などで続けられなくなって中断したままですけど。
そのあと、「オ・タン・ペルデュ」で牛ばら肉のトマト煮込みのプラ・ドゥ・ジュール(本日のランチ)をワイン付きで食べたのですが、そういう時に写真を撮りわすれてしまうのですよ。出てくる料理のほうに100パーセント意識が集中したら、もうダメ。
カメラを持っていたのに。
ずっしりしたフランスパンに豚のリエット(ほぐしてペースト状になったもの)が付いていたり、サラダも焼き菓子もついていたり、ワイン(お好みのドリンク、もちろんノンアルコールも多種)込みでお値打ちの1800円。
画像でお見せできないのが悔やまれますー。
旧木島櫻谷家住宅が今年の7月7日から公開されています。1913年に建てられてから初めての公開だそうです。
3年前まで京都市北区の、この近所に住んでいたのですが全く知りませんでした。衣笠という地域は、さまざまな日本画家が移り住んで『衣笠絵描き村』と呼ばれる地域でした。そのことはよく知っていたのですけれどね。
櫻谷がお住まいだった日本家屋も、洋館も、全て細部まで櫻谷の美的感覚が行きわたっているのを感じました。
わたしも長らくこのあたりで生きてきたので、ここの自然を活かすように建てられた櫻谷の住まいへのこだわりには、心から共感できました。
和館の東向きの窓からは比叡山、北向きの窓からは(今は見えませんが)左大文字。まわりには竹やぶと菜の花畑。櫻谷がここに居を構えた当時の衣笠の風景が何故か目に浮かびます。
敷地内の洋館2階には、木島櫻谷の日本画の作品が展示されていました。動物や植物を描くことが多かったそうです。
拝見した絵の動物たちはみな生き生きとしていて、眼がやさしいのが印象にのこりました。深い深い感動を覚えました。
収蔵品、代表作については、櫻谷文庫のHPを是非ご覧になってみてください。
http://www.oukokubunko.org/photoindex3.html
http://www.oukokubunko.org/profile1001033.html
2000坪という敷地の一部は、財団を支えるために貸していらっしゃるようです。現在テニスコートになっているその向こうの樹の茂っているところには80帖のアトリエが今でも残っています。只今修理中だそうで、そのうちアトリエも公開されるのかもしれません。
9月9日(日曜日)にMBS毎日放送テレビ『美の京都遺産』で櫻谷が紹介されるようです。朝、6時15分から。見ます、見ます。
なお、櫻谷文庫 旧木島櫻谷家住宅の一般公開は9月30日まで。金土日祝のみの公開です。
大人一人600円。
櫻谷文庫 旧木島櫻谷家住宅
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