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そよ風と 木漏れ日と・・・
秋は過ごしやすい気候になり、晴天の日も多い。イベントが多いことの理由としてはそれは合っているはず。
ですが、今年は週末天気が悪いことが多いです。
京都市からJRに乗って亀岡から福知山へ行く途中の胡麻駅近くにある「かやぶき音楽堂」。長年ピアノデュオの演奏活動を続けていらっしゃるザイラー夫妻のお住まいのところです。
そこで2年に一度開催されている「かやぶき音楽堂デュオコンクール」の本選出場者たちのコンサートが京都駅ビル大階段で行われます。
今年は11月1日にありました。以前にも行ってみて、たいへん見応えがあったので、今回も楽しみにしていました。駅ビルの大階段ではよくいろいろなイベントが行われます。階段がそのまま椅子がわりになって自由な感じがいいのです。
でも11月1日は雨が降ったりやんだりだったので大階段に行ってみたらグランヴィアホテルの前の広場に誘導されました。
大屋根の下にパイプ椅子が並べてあって、ちょっとした舞台ができていました。
全部で15組ほどのペア。1台のピアノを4手で演奏する部門と、2台のピアノで演奏する部門。みな予選で勝ち抜いた指定された曲目を披露されるので、同じ曲を何度も聴くことにもなりますが、解釈の仕方や音色も違うので比較するのも面白い。
本選は次の日(11月2日)とその次の日(11月3日)に胡麻駅近くの「かやぶき音楽堂」で行われます。本選を前に、緊張感が漂っています。
JR山陰線に乗って「かやぶき音楽堂」へどうぞ、というPRも兼ねているのでしょう。一度、本選を見に行ってみたいものです。
わたしの中ではこのペアが凄い、と目をみはったこともあったのですが、どのペアが優勝したのかはインターネット上ではまだわかりません。と思ったら今日はでていましたわ。
橿原市の北西に位置する古い町並みの残る今井町。
近鉄八木西口から歩いてすぐの飛鳥川にかかる蘇武橋を渡ると大きなエノキ(榎)。そこからさらに歩みを進めるとタイムスリップしたような古い町並みが現れます。
戦国時代、一向宗本願寺の今井兵部卿豊寿によって町が建設され門徒たちが集まり濠をめぐらせた武装集落を作り上げました。織田信長に反旗を翻した本願寺に呼応して今井町も信長に抵抗。
しかし、やがて信長に降伏し、武装を解いて商人の町へと生まれ変わりました。大阪の堺とも縁が深く、伊勢参りの道筋にもあったのでこの集落の商家は栄え、南大和最大の町として自治権も与えられました。
江戸時代に隆盛を極めたこの町は、それ以降もその姿をとどめたまま時代を経て、平成5年12月には重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
過度に観光化もされず、住民の方たちは今でも歴史ある家の保存に努めているのです。
こんな古い町が存在しているとは、それも京都から1時間あまりで行ける距離にあるとは、全く知りませんでした。
要塞だった面影もとどめ、道は見通しよくは作ってありません。主要な道から曲がると狭い路地もあちこちに出現します。
生活に関係のある車しか通っていません。静かですが、生活の息遣いも感じる、ワクワクする町でした。
昨日は友人が習い始めて3年になるというシャンソンの、そのレッスングループでの初めての発表会でした。
緊張していると聞いていたのに、堂々の歌いっぷり。曲目の世界観を演じきってみごとでした。
グループの他の方たちも、それぞれに個性や人生が表れて、歌というものは面白いなあと改めて感じました。
自分の得意とする分野や好きな分野に関して、深く楽しみ、続けていくことは、年を重ねていくうえで大切なことだと思うようになりました。
若いときより体力や記憶力は落ちていきますが、理解する力は増していくように思います。続けていくにつれて幾つになっても新しい発見ができます。
年齢には関係なく、自分の成長を目指して前へ前へと努力する姿は周りの人々に力を与えてくれます。
清々しい感動を覚えながら会場を後にして帰りました。
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