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そよ風と 木漏れ日と・・・
先週、いやもう先々週になるのですが、土曜日ですから11月22日のことです。
大阪の中津にあるVi-codeというライブハウスに行ってきました。今年の大津ジャズフェスティバルのお祭り広場ステージでの演奏で「これは!」と最近にない衝撃を受けたバンド、Djamra(ジャンラ)の演奏を聴くためでした。
Vi-code創立11周年記念ということでチャージ1100円(飲み物別)。これは格安。ジャンラはトリ、4つのバンドが出演しました。
昔からジャズも好き、ロックも好き、クラシックはもちろん、というたちでしたから過去にはすばらしいコンサートに幾つも巡りあってきました。
大阪万博記念公園で毎年催されていた「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」で、伝説となるような海外のアーティストの演奏も聴きました。ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、フレディー・ハバード、チック・コリア、アル・ディ・メオラ、ジャコ・パストリアス、パコ・デ・ルシア、サンタナ、パットメセニー・・
今では考えられなさそうな人たちの演奏を毎年聴いたものです。振り返っても鳥肌が立ちそう。
オーレックスジャズフェスティバルでは在りし日のベニー・グッドマン率いるビッグ・バンドの演奏も見ました。
ロックではデヴィッド・ボウイ、マドンナ。そして「ロック・ミー・アマデウス」の歌は日本でも少し遅れて有名になりましたが、それを歌っていたファルコ。
ヘヴィ・メタルのバンドを聴きに大阪厚生年金会館へも行きました。ロンドンかぶれの友人に連れられて行ったので名前は忘れました。帰り道、耳が聞こえなくなって困ったことを覚えています。
聴いていたレコード(!)としてはプログレッシブ・ロックが多かったでしょうか。ピンク・フロイド、イエス、エマーソン・レイク・アンド・パーマー、クリムゾン・キング、ユーライア・ヒープ・・・
ピアノを習っている生活をしてきている以上クラシックもよく聴いてはきています。
京都のジャズ喫茶。これも思い出してきたらきりがないほど。今でもあるのは「YAMATOYA」ぐらい。
当時は「ビッグボーイ」、「しあんくれーる」、「鳥類図鑑」、「フレンチクォーターラブ」、「サンタクロース」・・
聴いてきた音楽やコンサートやジャズ喫茶の思い出に火がつくと、とりとめなくなるのはわかっていました。その思い出に火がつく機会がやってきたのです。
で、話を戻してDjamra(ジャンラ)です。このバンドの音楽が面白い。どちらかというとプログレッシブ・ロックというジャンルになるのでしょうか。
ちょっとジャズっぽい感じもあり。でもたいていどの曲も無調、何度も聴いていたら鼻歌で歌える部分も出来てきますが、一度聴いたぐらいではメロディーとしてはなかなか捉えにくい。
ジャンラの音楽をひっぱっているのはなんといってもサックス。北村信二さん。
そしてトランペット。かわださやかさん。
このサックスとトランペットの奏でる、転がるような、駆け抜けるような、突き抜けるような音の連なりに、だんだん酔ってきてしまいます。快感です。
大津ジャズフェスのときの夕暮れの中で聴いたときが最高でした。今回もよかったのだけど。でもバンドとして次の演奏が来年の4月というのはなぜ?という感じ。
それぞれのメンバーはそれぞれに音楽活動されているようなのですが。
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