ティートリーのブログ

わりと行き当たりばったりのノリで越前市まで行ってしまいました。
もとの武生市と今立郡今立町が合併して越前市になっています。もよりのJRの駅は武生駅。

まず観光案内所を目指したわけですが、武生駅前も近くにある越前市役所前も歩いている人がほとんどいない。





繁華街と思われるところには翌日の七夕祭りの飾りが連なっていました。が、歩いている人がいない。



お昼を食べたお蕎麦屋さんには地元の方が次々いらっしゃって福井弁でおしゃべりされていましたが。

商店街はひっそり。
七夕祭りの翌日にそなえてこの日は外出を控えている人が多いのだろうか。
シャッターを閉じたお店も目につきました。少々ショックを受けました。京都市に住んでいるといつも観光客が多いのでなおさらかもしれません。
都市部近辺以外はどこもこういう状態なんだろうか。地方の産業はそこまで危ないのか。日本は大丈夫か？

行き当たりばったりで数時間の滞在で、本当の状態も知らないし、そこまで不安がるのは差し出がましいことかもしれません。
でも数日後、京都に帰省している友人からは東北のほうでは田畑までがただの空き地になっているところが多いと聞きました。
土地が作物を生み出す農業さえ衰退している場所はいったいどうなってしまうのだろう。
人口や産業の偏在、教育の問題、たぶんいろいろな要素が絡みついているのだろうし、地域によっても原因は違うのだとは思いますが、自分の住んでいる場所以外にも目を向けてみる必要を感じました。

先日、橿原神宮そばの橿原観光ホテル1階レストラン窓際の席でランチを食べている時、友人が窓の外をしげしげ見つめて「なにか居る」というので、立ち上がって窓の外を見てみました。
窓の周りの植え込みの葉っぱの一部が、ツンと立っています。
「あ、バッタ。」



ずっとじっとしているので、生きているのかしらと心配になりました。が、小さな虫が飛んできたら動きました。
虫を捕まえるために葉っぱにまぎれて擬態してたのか、と思いましたが、あとで調べてみたらこのバッタは草食だそうです。
帰り際に見たら、はっきりとお顔も見えました。
ショウリョウバッタ。

強大な台風が接近した今日。



だんだん近づいてくる様子がよくわかり、今日はもうどこへも出ないで餃子を作ることにしました。



午後も3時ごろになると、台風は遠ざかっていきましたが。
その頃から餃子作りは佳境に入りました。餃子のあんをつくってひたすら包む。



ごはんを炊き、中華風スープも豆苗炒めもつくって、あとは焼くだけに準備してからお風呂にも入り。
餃子は作れば作るほど。だんだんと魂を懸けるほどになってきます。失敗は許さない。（自分自身のしばり）



冷凍庫で冷え冷えにしたグラスで冷たいビールを飲みつつ、熱々の餃子を食べました。 今日の価値ある脇役は味噌だれ。今度から味噌だれも必須ね。