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そよ風と 木漏れ日と・・・
セコガニ、セイコガニ、コッペガニ、香箱ガニ、などと地方によっていろいろな名前で呼ばれているこのカニはズワイガニのメスです。
メスなのでタマゴを持っています。
資源保護のために11月の6日から12月の末までと、漁の解禁時期は短く限定されています。
解禁日から1、2週間するとお買い得なセコガニが手に入るようになると聞いていました。するとその情報をくれた方から嬉しいセコガニのおすそ分け。
おおぶりのセコガニ。
初日には二杯酢にスダチでいただきました。
ズワイガニらしい、繊細で少し甘みがあって、口にいれるとほどける繊維状の身。
その味を凝縮してネットリさせたような味噌の味。さらに濃厚なオレンジ色の内子。噛むとシャキシャキした食感の外子。
ひとつの個体にいろいろな楽しみがつまっています。
京都では秋の本番を迎え、気温がグッと下がってくる頃、和菓子屋さんに亥の子餅とお火焚き饅頭がならぶようになります。
亥の子餅は玄猪餅(げんちょもち)ともいうそうで、亥の子(旧暦の亥の月の亥の日亥の刻)に食べられるのが本来のようです。
かたちはお店によっても違うそうですが、よく見かけるのはニッキの香りの薄茶色のお餅であんこをくるんであるものです。
イノシシの姿を思わせるものになっています。
旧暦の亥の月というのは新暦の11月ですが、その霜月はお火焚きの月。各神社、火を使う商売のお家で、火焚祭が営まれるそうです。
その供物の一つがお火焚き饅頭というわけです。
紅白の蒸し饅頭。皮に火焔宝珠の焼き印が押されています。
梅小路公園の朱雀の庭では恒例の「もみじまつり」。17時からライトアップが始まります。
この「もみじまつり」、数年前は2日間だけだったように思うのですけれど、去年は22日から24日までの3日間に増え、なんと今年は20日から始まりました(24日までです)。
それでわたしは初日の20日に行ってみました。
20日から始まることは周知されていなかったのか、人出はまばらで、静かに楽しむことができました。
先着200名のおしるこ。今年は20日と21日のみ。22日からの3日間は来訪者が多いと踏んでのことでしょう。
それだけここのライトアップが有名になってきたのかな。
歴史がある場所ではありませんが(といっても平清盛公邸宅の西八条第跡ではあるのです)、池に映る紅葉が美しいのです。
水鏡に映る紅葉を眺めながら、顔の映るおしるこを。あ、不平があるわけではありませんよ。とてもあっさり(!)しているけれど、しらたまも1つ入れてくださって、芯からほっこりするのです。
23日の今日は、京都市中央卸売市場では「鍋まつり」。
広い広い市場のスペースに30近くのいろいろな鍋のブースが並びます。京都の老舗の仕出しやさんのお寿司や、新鮮な魚介類、塩干物の物販も行われます。
こちらも年々人気が高まってきたのと、今日の暖かい晴天のおかげで、午後の1時前には売り切れるお鍋が続出でした。
比較的、最後まで残ることの多い「芋棒」と「大根焚き」を目当てにタッパーを持って買いに行ってみたのですがもう売り切れていました。
かわりに、まだ売っていたふぐ鍋、大盛りにしてくださったのを二人前買って持ち帰りました。
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