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そよ風と 木漏れ日と・・・
漁の期間が制限されているので、今しか味わえないセコガニ(コッペガニ、香箱ガニ、いろいろ名前はありますが)。パスタで味わうのもこの時期の楽しみ。
ある日のパスタ。パスタの種類はタリアテッレです。
セコガニは身をはずして(細い足から押し出したり、せせったり)、内子と味噌、外子は別にとっておきます。
オリーブオイルにニンニクの香りを移し、まずカニの殻を炒めます。こうばしい香りがしてきたらちょっとフランベ。
ここでスープ適宜入れてカニの殻を煮出します。少し煮詰まったらザルで漉し、殻は取り除きます。出来たカニのスープにトマトの水煮を入れてトマトソースにします。
生クリーム少々、味をみて塩コショウ、タイムやクミンなどの香辛料も少々。
パスタを茹でます。茹で上がりにあわせて、ソースの方へはカニの身を投入。パスタとソースも和えます。
内子と味噌、外子の半量もいっしょに和え、お皿に盛りつけ。内子、味噌、外子の残りは上に散らします。
ちょうど冷蔵庫にあったマイクロトマトも散らしてみました。サラダセロリの緑も乗せて。出来上がり。
セコガニ、セイコガニ、コッペガニ、香箱ガニ、などと地方によっていろいろな名前で呼ばれているこのカニはズワイガニのメスです。
メスなのでタマゴを持っています。
資源保護のために11月の6日から12月の末までと、漁の解禁時期は短く限定されています。
解禁日から1、2週間するとお買い得なセコガニが手に入るようになると聞いていました。するとその情報をくれた方から嬉しいセコガニのおすそ分け。
おおぶりのセコガニ。
初日には二杯酢にスダチでいただきました。
ズワイガニらしい、繊細で少し甘みがあって、口にいれるとほどける繊維状の身。
その味を凝縮してネットリさせたような味噌の味。さらに濃厚なオレンジ色の内子。噛むとシャキシャキした食感の外子。
ひとつの個体にいろいろな楽しみがつまっています。
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