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そよ風と 木漏れ日と・・・
うちのお雑煮は、カツオと昆布のすまし仕立て。
具は、塩ブリ、はまぐり、人参、大根、ごぼう、昆布、あたりめ。
お餅は切り餅を焼かずに。
どこのご家庭でも、そのお家に受け継がれた味をお正月に召し上がり、
『これでなくては、お正月は始まらん。』とおっしゃることと思います。
我が家もそう。
改めて凄いなあと思うのは、分量を計るわけでもないのに、毎年おんなじ味に
出来てしまうことです。
出汁の取り方、具の組み合わせ、具と出汁の比率、塩の分量。
それらに大きな違いがなければ、最後は自分の舌で味見をして塩加減を決めたら、
毎年、毎年、何十年も同じ味を再現できるのですね。
うちのお雑煮で言えば、塩ブリ、はまぐりから独特の出汁が出るのはもちろんですが、
人参、大根、ごぼう、縁起物のような昆布とあたりめ、
そのどれからも持ち味がにじみ出て、お雑煮の味を作っています。
どれが欠けてもダメでしょう。
どの具材も等しく大きなちからを持っています。
そういうことを、毎年お雑煮を食べるたびに家族と話題にしてしまいます。
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