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おせちの寒天

毎年おせちの一の重には、口取りの一つとして、というのでしょうか、
甘い寒天をあしらいます。
年によって、『紅白かん』か『日の出かん』。
紅白かんは牛乳かんと赤ワインで作った寒天を重ねます。
日の出かんはみかんを繰り抜いて器にし、みかんジュースで作った寒天を流し、
輪切りにして盛りつけます。

大晦日、お重に詰める料理を用意して、ああ終わった、とほっとした時、
まだ寒天を作っていないことに気づきました。
それに、まったく寒天のことを忘れていたのです。

牛乳は買いに行かないとない。みかんを使う日の出かんを作る余力はもうない。
でも甘い寒天はおせちに入れたい。

みかんの缶詰があったので、急遽、新しく創作することにしました。

みかんの缶詰の甘い液を300cc。
それに対して寒天の粉一袋(4g)の3分の2。
鍋に液を入れ、砂糖を少し加え、火にかけて、寒天を煮溶かす。
少しおめでたい色を付けたかったので、ほんの少し爪楊枝の先に付けたぐらいの
赤い色粉を加えました。
流し缶にみかん缶のみかんを敷き並べ、そこへ上記のみかんジュースの寒天液を流す。

洋梨のコンポートを作った時の甘い煮汁を300cc鍋に入れる。
それに対して、また寒天の粉一袋(4g)の3分の2。
火にかけて煮溶かす。煮溶けたら、さきほどのみかんの寒天の上に流す。

出来上がりは、みかんの寒天は透明でほの紅く、みかんがキラキラ見え、
そのうえに洋梨の味の半透明の寒天、
という2層の寒天ができました。
写真ではちょっとわかりにくくなりましたけど。

寒天

洋梨のほうを、少しの抹茶でほんのり緑色にしてみたらもっと良かったかなー。
コンポートも混ぜてミキサーしてみればもっと良かったなー。
なにより、透明の方を上にすればよかった。

と、アイデアが湧いてきたので、ここに覚え書きとして記しておきます。

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