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そよ風と 木漏れ日と・・・
11月のことでしたが、叔母からラ・フランスがたくさん届きました。
うっかりして食べ頃を逃すのはもったいないので、
幾つかをそのまま食べて、あとはコンポートにして、保存しておきました。
毎月31日はサーティーワンの日。
そのことはよく知らなかったのですが、運良く大晦日にサーティーワンで
アイスクリームを買いました。あらま、かなりお得。
コンポートと合わせてデザートを作るために、バニラとチョコレート系を買おう、
と決めていましたが、名前に惹かれて『チョコレートホリック』。
1月のシーズンフレイバーらしいです。
お正月なので、ちょっとホッコリして、デザートに凝ってみました。
『ベルエレーヌ』
Belle-Hélène
パリのレストランなどでは季節が合えば定番のデザート。
洋梨のコンポートにバニラアイス、熱いチョコレートソース。
オッフェンバックのオペレッタの名前『美しきエレーヌ』という名前が
1865年からデザートの名前になったということ。
オッフェンバックといえば、『天国と地獄』。
『天国と地獄』といえばフレンチ・カンカン。
パリ庶民の文化が華やかなりし頃ですね。
パリのカフェ『リッシュ』にはオッフェンバック専用のテーブルを
持っていたそうです。
そばにはかのボードレールも居たかもしれない。
マラルメやクールベとすれ違っていたかも。
1864年12月に発表されたオペレッタ『美しきエレーヌ(ベルエレーヌ)』
に合わせて、
「おい、なにか、わしのオペレッタにちなんだ良いデザートを作って、オペレッタと
コラボしてくれ。」とオッフェンバックが言ったとか、言わなかったとか。
あくまでもわたしの想像ですが。
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