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そよ風と 木漏れ日と・・・
わたしがタティングレースを初めて知ったのは、去年のお正月明けのことでした。
たまたまチャンネルを合わせた番組が手芸の番組でした。
画面の中では、小さなシャトルを使ってレース糸が行ったり来たり。
そうして、なんとも優雅で繊細なレース作品が出来上がっていったのです。
あれはなに?! タティングレースというの?!わたしもやってみたい!!
すぐにネットで探してみたら、なんと数日後に朝日カルチャーで、
聖光院先生という先生のお試し講習があったのです。
お試し講習を受けて、すぐに1クールの申し込みをしました。
月一の講習ですが、最初の半年くらいは講習時間中、ほどく作業ばかりしていました。
製図もよく読めないし、編むとすぐ間違う。結び目を作っていく技法ですので、
一旦間違うとほどくのが大変。
慣れてくると、ほどくのもさほど時間はかからなくなるのですが、
始めのうちは結んだ糸の構造もよく読めないので、ほどくつもりがますますきつく
結ぶ羽目になったり・・
でも、先生は根気強く教えてくださいますし、合間のティータイムには
イギリス文化やルーマニアのお話を聞くことができ、タティングの文化的な背景も
知ることができました。
2年近く経ち、まだまだ初級なのですが、なんとか製図を見て編めるようにはなりました。
昨年、聖光院先生にいただいたクリスマスのための製図で、ツリーと天使を編んでみました。
これらのツリーと天使は、これから数日のうちにクリスマスカードに仕立てて、
親戚のおばさんや友だちに郵送しようと思います。
赤い画用紙と、クリスマスにピッタリのキラキラシールを見つけてきました。
まずピアノの師であり大切な友人である彼女へ思いを込めて。
さあ楽しい工作です。
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