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貴婦人と一角獣

貴婦人と一角獣

貴婦人と一角獣の六枚は、一枚ずつそれぞれ人間の五感を表し、残る一枚が第六感とも、心を表しているとも、考えられています。
一枚ずつのいろいろな解釈や、このタピスリーを発注した人に関するあれこれ、それが特定できるようになった経緯など、逸話はつきません。

でも何よりも実際に目にすると、見る楽しさ、見つける楽しさにあふれた六枚であることを実感します。
背景に描かれた千花模様(ミル・フルール)の植物。それぞれ隠された意味も持つ動物たち。
貴婦人と侍女の衣装や小道具。一角獣と獅子の姿形。紋章。樹木。

わたしは、映画にもなったナルニア国物語の原作の全作品が大好きで、それで育ったようなところもあるのですが、あの物語に登場するナルニア国の世界観が中世ヨーロッパやオスマントルコを思わせるものであり、全巻の挿絵がこのタピスリーの雰囲気を踏襲しています。
そういうこともあって、中世ヨーロッパの美術は特に心惹かれます。

展覧会にはこのタピスリー以外の中世の美術品、装飾品なども展示されていました。

今回、カタログ購入はわたしにとって必須でした。躊躇なく買いました。そして毎日飽きずに見ています。

貴婦人と一角獣

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