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そよ風と 木漏れ日と・・・
昼食を家で食べる時、頻繁につくるのは麺類。
寒さを感じる季節はあたたかいおうどん。清々しい季節にはざるそば。暑い時は冷麺や冷たいパスタ。
でも一年を通して一番よくつくるのはスパゲティーでしょうか。
お湯をわかして、パスタを茹でている間に具材を用意したり調理したりして、アルデンテにゆであがったら和えたりソースをかけたり。
トマトの味がベースのとき、クリームソースのとき、ペペロンチーネの応用のとき、和の素材のとき、洋食っぽいナポリタンやインデアン(カレー味)のとき。
気分や材料によって臨機応変につくれるところがいいですね。
この日はたらこがあったので、たらこスパゲティー。
冷蔵庫の中をさがして、冷凍のエビ、へしこふりかけ、だいこんおろし、三つ葉、あおねぎ、海苔、バターも使いました。
今夜はイヌ好きネコ好き仲間との恒例の集まり。
の、予定が入っていたところに、急にピアノつながりの友人たちとのランチのお誘いも入り。
ピアノの練習もしなければ、とランチはご遠慮しようかと思ったところ誘ってくれたのがわたしの友人であるところのピアノの師匠。
もう曲は仕上がっているからいいじゃない(いいのか?)、行こうよ。とのお言葉。
昼前から日付が変わる少し前のさきほどまで出掛けておりました。
ランチはフレンチの「よねむら」のカジュアルスタイルの新店舗「ラ・クーオ」。
ビルの2階の入口ドアの前にもおしゃれなテラス席が設けてありました。
少し洋食屋さん風のメニューで、お手頃価格でお腹いっぱいになります。
前菜。
スープ。そして、洋食メニューのようなメイン料理2点が選べます。
ご飯は、漬物とちりめん山椒のついたご飯か小さなカレーライスが選べます。
デザートとコーヒーか紅茶。
という今日のメニューはランチBのコースで税込み2700円。
ゆっくりおしゃべりして別れたあとは、イヌ好きの友人宅へ。
この家の彼女が昨日の宝塚歌劇へ連れて行ってくれた友人なので、きのうの舞台について再度しゃべって感激を新たにしている時に、かなり以前の宙組の「エリザベート」公演のDVDをも見せてくれました。
今日来ることのできる仲間を待ちつつ、初めから終わりまで、また一公演まるまる見てしまいました。
脚本は同じなのですが、演出が違うのと演じる役者さんが違うので、全く雰囲気が違って見える部分もありました。
わたしも見に行った「エリザベート展」のカタログも見せてもらって、実際のエリザベートについてももう一度詳しく確認できました。
この2日間で、エリザベートその人と宝塚歌劇についての知識の蓄積が半端ではありません。サウンドトラックのCDまで貸してもらってきてしまいました。
宝塚ファン歴◯十年という友人に誘ってもらって現在公演中の「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」を観に行きました。
友人のお嬢さん、もう一人別の友人、とわたしの4人で。
わたし以外はヅカファン有段者のようなもの。それも黒帯クラス。◯十年まえに2回ほど、今日と同じように宝塚歌劇公演に連れて行ってくれたのも同じ友人たちでした。
わたしは宝塚ファミリーランドの無くなる前ホワイトタイガーを見に来て以来、すごく久しぶりの宝塚。
阪急の宝塚駅がきれいになっているのに驚き、大劇場へ続く「花の道」のまわりの景色が変わっていることに驚き、大劇場の門や建物がゴージャスになっているのにも驚きました。
阪急宝塚駅から大劇場へ続く「花の道」
今年は宝塚歌劇100周年。「エリザベート」は人気演目。加えて花組の新トップのお披露目、花組トップ娘役のサヨナラ公演。といくつもの要素が重なって、連休最終日の午前の公演は満席でした。
このたびのこの公演期間は平日も立ち見がでるほどの客入りだそうです。
新鮮な気分であらためて宝塚歌劇を見てみると、ダンスの振り付けや音楽が現代風に洗練されているのを感じました。
音響も舞台装置も小道具もなにもかも進化を遂げているのだろうな。
20歳すぎに歌舞伎をよく見に行った時期はありましたが、それ以外の演劇やミュージカルなどのエンターテイメントとは縁のないわたしなので、今日はなにもかも興味をもって味わいました。
なによりもオケピットの存在が凄い。オケピットの生のオーケストラの演奏で進行する舞台は活き活きします。
そういえば歌舞伎は生の演奏ですね。あとはオペラ、バレエ。
でも自前の劇場に自前のオーケストラをもった歌劇団というのは貴重な存在だと思います。
物語も面白かった。数年前の「エリザベート展」や昔の映画「シシィ(エリザベートの愛称)」を主人公にしたもの、などを見ておいてよかった!と思いました。
「エリザベート」というミュージカルの脚本にトートという存在が居ることは知っていましたが、今まではそれが何者なのかよくわからなかったけれど、今日は全て合点がいきました。
恵まれた人生を歩めるはずである、家柄もよく美貌の誉れ高いエリザベートが、フランツ・ヨーゼフ1世との傍目には恵まれた結婚をして皇妃になったのにもかかわらず、つぎつぎと不幸にみまわれ世界情勢にも巻き込まれ、最後は暗殺されてしまう。
その史実をもとに、エリザベートがトートという死神に愛され抜いてしまった、という物語性を加えることには必然性を感じました。
世界中で賞賛され続けている「エリザベート」というミュージカルの脚本をつくったのはドイツ人ミヒャエル・クンツェ。
宝塚歌劇の完成度の高い音楽・歌・踊り・演技と相まって、クライマックスではハンカチで目を押さえなければなりませんでした。
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