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そよ風と 木漏れ日と・・・
京都市美術館で今開催されている『ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展』。
明治時代に来日して日本美術の価値を見出したフェノロサ、弟子の岡倉天心。この二人を中心に、日本美術がアメリカに紹介されボストン美術館には東洋部が出来ました。
ボストンには葛飾北斎、喜多川歌麿、歌川広重などなど・・の浮世絵や日本の美術品が、数多く日本から渡りました。
そしてそれらの美術品はヨーロッパの印象派の画家たちも目にするところとなり、西洋美術に大きな影響を与えました。
今回の美術展での目玉はモネの『ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)』。その他にもゴッホ、マネ、ロートレック、ムンクなどの、浮世絵から影響を受けたというたくさんの西洋美術の作品。
でも、全部見終わって、とても印象に残っているのは日本の浮世絵の数々でした。
19世紀に浮世絵を初めて見た西洋の画家たちの驚きが想像できます。
展示されていた作品が絵ハガキになったものをこういうときにはよく買ってきますが、今回選んだのは浮世絵ばかりになってしまいました。
いちおう目玉の『ラ・ジャポネーズ』がメモ帳になったものも。
猫の絵のは三代目歌川広重の『百猫画譜』からのネコたち。
京都市美術館で美術鑑賞したあとのことです。
よく琵琶湖に鳥見に行く友人と一緒だったので、一度行ってみたかったウェスティン都ホテルの「探鳥路」へ誘ってみました。
一も二もなく賛同を得たのでいそいそと。
ホテルの7階までエレベーターで上がったら廊下の端に山へ通じる出口があります。
そこから更に上を目指して歩きました。泊客の朝の散策にも良いぐらいのコースですが、けっこうきつい。息を切らし、汗をかき、足のだるさにめげないようにがんばって登りました。
肝心の小鳥は、声だけでは数種類いることがわかりましたが、高い木の上に群れで来ていても姿形ははっきり見えません。
友人のお利口ズームのカメラでは、後にメジロが写っているのがわかりました。
チャッチャッチャと鳴いていたのはウグイスかムシクイか。ヒヨドリはしきりにさえずっていました。
小鳥に関しては成果は少なかったのですけれど、澄んだ空のもとで京都市の東部を見下ろし、景色を楽しみました。
大きくて古い桜の樹もたくさんありました。ドングリもジャラジャラ落ちていましたよ。秋の山は、色づいた葉や木の実が豊かな気持ちにさせてくれます。
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