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そよ風と 木漏れ日と・・・
プリンが無性に食べたくなりました。
買いに行くか?どこのお店の?デパ地下にする?
だけど、今回わたしが食べたいのは、ビストロなどのデザートで出てくるようなやつ。
フワトロではなく、ドッシリ。フルフルではなく、シッカリ。
切り分けて、四角い。
プリンというより、クレームキャラメル crème caramel 。
よし、イメージが固まったから、作るとしますか。
まず、キャラメルソース。
お砂糖100グラムくらいと、水50ccくらい。お鍋に入れて中火にかける。
煮詰まってくると透明な泡がたって、でもそれもすぐに
お鍋のフチから焦げ色がついてくる。
そうなると、よく泡を見ながらお鍋をゆっくり揺らします。
泡の色をよく見て。薄すぎると味、色、香り、どれもがパッとしません。
焦げすぎると苦い。
そう、ここ、このタイミング。という時に火をとめ、熱湯50ccほど注ぎ入れます。
(熱湯はティファールで沸かしていた)
熱湯を入れてお鍋を揺すると全体にお湯がなじんでサラリとします。
型に流し入れやすくなる。
型に入れると固くなるので丁度いいのです。
キャラメルソースを流し入れる型にはバターを薄くぬっておきます。
わたしが使った型は、800ccほどの水が入る流し缶。今まで気づきませんでしたが、
よくみると『有次』の印が。母から譲り受けたこの流し缶。
いったい何十年活躍してきたことか。
次。
牛乳400cc、温めます。あとでお砂糖がさっと溶けるくらいの温度に温める。
沸騰させたら膜とかできて面倒なので、そうなる手前くらいで火を止めておく。
砂糖100グラム、卵3個、ボールでよく混ぜる。泡立て器で混ぜる。でも泡立てない。
混ぜながら、さっきの熱い牛乳注ぎ入れる。そしたら、お砂糖はすぐに溶けていきますし、
卵は砂糖と混ざっているので煮えることがありません。
バニラエッセンス少々混ぜておく。
粗熱がとれたら、キャラメルソースを流した型に流し入れる。
そのとき、ザルで漉しながら流せば、卵の白いところや、ちょっと火がとおってザラザラ
なったところが取り除けて、なめらかになります。
あとは、蒸し焼きに。
天板にお湯をはり、そこへ型を置き、40分ほど焼きます。
焼き方は、オーブンの説明書を読んで。
このごろは、いろいろなタイプのオーブンがありますからね。
時間がきました。オーブンから取り出しました。粗熱がとれて・・
では、お皿にひっくり返しましょう!
ジャーン!
これがいいのですよね。ひっくり返す。溶けたキャラメルソースが一緒にドバっと。
なのでフランス語でも、crème renversée au caramel クレームランヴェルセオーキャラメル
と、ひっくり返された (renverséeランヴェルセ)、
という言葉が入った言い方もあるのですね。
少々周りにプツプツ穴があいてしまいましたが、切り分けるので大丈夫でしょう。
切り分けたら、断面はなめらか。ドッシリ、シッカリ。
これこれ、わたしが食べたかったの。
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