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そよ風と 木漏れ日と・・・
京都府庁で毎年秋に開かれている観芸祭という催しに合わせて、今年も京都府庁界隈では「まちかどミュージアム」という付近の施設の一般公開などが行われていました。
その中の京都府公館(旧知事公舎)庭園見学、京都平安ホテル館内の日本庭園の鑑賞と散策、がルートとしてもぴったりだったので寄って行きました。
旧知事公舎に関しては、今は京都府民ホールアルティに建て替わっているのに、なぜか古い記憶が頭を支配していました。
アルティの前を取り過ぎ西に曲がって「あらこの辺りに古い知事公舎があったはずなのに。」と、すっかりわからなくなって困っていました。するとそこにおまわりさんが向こうからやって来られます。
「ちょうどいいわ。」と思って尋ねてみました。「ここらあたりに旧知事公舎がありますよね。」すると意外なことに「さあ、よくわかりません。」とおっしゃるではないですか。
いろいろ説明してみたら、「何百年も昔のことですよね?」とわたしに尋ねられる。「えっ?どんなに古くても100年いくかいかないかだと思いますけど。」
このおまわりさん、廃藩置県もご存じないのでしょうかとちょっと驚き。
近所にあった交番へ一緒に行って、ほかのおまわりさんにも聞いてわからず、地図を見て、「護王神社じゃのことではないですか。」とまで尋ねられる始末でした。
結局アルティだとわかり、「ああ、アルティでしたね。それならわかってます。」と、とんだやりとりをしてしまいました。
アルティへ行くと守衛の方が中に通してくださいました。お庭はひっそりとして小鳥の声だけが聴こえてきました。
池にはりっぱな鯉が泳いでいました。
立派なお茶室。お茶室の屋根の上にきれいに落ち葉が積もっていました。
そのあと京都平安ホテルのお庭へ。こちらは周りのガラスの中にカフェ利用のお客さんがたくさんいらっしゃいます。
ホテルのお客さんもお庭へ出られて、楽しんでいらっしゃいました。
こちらのお庭に建っていたのはお茶室ではなくてあずまや。
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