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そよ風と 木漏れ日と・・・
吉田神社のある吉田山、山というか丘のようなものですが、京都大学もこの吉田山のふもとにあります。
その吉田山の南東の中腹に吉田山荘という料理旅館があります。東伏見宮家の別邸だったところで昭和七年に建てられたそうです。
立派な門があって、そこを車で入っていけます。
丘に建っていることがわかるスロープの道が続き、到着したらこういう景色。贅沢な日本家屋と山小屋のような建物があり、浮世離れした雰囲気。
山小屋風の建物はカフェになっています。
「真古館」という名前のカフェ。
2階にあがってみました。吉田山の中腹の建物の2階なので、見晴らしがいい場所です。
外は晴れて明るいけれど、中は落ち着いた明るさ。電灯の灯りが昼間なのに美しく見えます。
木酢スカッシュとチョコレートケーキのセットをお願いしました。
メニューを見た時に木酢を「もくさく」と読んでしまい、園芸などに使う木酢液に関係があるのか、とギョッとなりましたが、これは「木酢 きず」。カボスやユズやスダチのような柑橘の種類でした。カボス、ユズと同じく九州北部で栽培されているようです。
柑橘は大好き。たくさんの種類のその違いにも興味があるので、神経を研ぎ澄まして味わいました。
比較するものがないと、なかなか木酢固有の特徴はわかりません。とっても爽やかで苦味がない、とは思いました。香りも清々しい。
チョコレートケーキはねっとり濃厚。案外、木酢スカッシュとの相性もいいです。
吉田山荘の女将のお手によるらしい手書きの仮名文字の和歌が添えられてきました。なんと風流な。
裏にはちゃんと読みやすい漢字かな交じりの印刷されたものが付いています。
ここから見える旅館の玄関も素晴らしい。ステンドグラスがついているのも面白い。
ちょっと上のほうに来ただけで、下界と切り離されたような気分、旅行の気分です。
帰りに1階のほうもよく見てみました。こちらのソファも気持ちよさそうです。
そして旅館のほうにもちょっと寄って、玄関と玄関脇から入れるお庭も少し見せていただきました。
あの2階のお部屋から見える京都の景色は素敵でしょうね。
ここからだとこんな景色。さえぎるものがなく、広々とした空が広がっています。
この奥には離れもあるようです。泊まってお食事もいただくと結構な料金のようです。
お昼の食事だけでもいただけるようなので、一度お昼に来てみたいものです。
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