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そよ風と 木漏れ日と・・・
高台寺散策のあと向かったところは、ねねの道の一本西の下河原通。京料理『美濃幸』の南隣に、今年10月にオープンした『水円』。
『和久傳』の元総料理長だった方が始められたというお店だけあって、『和久傳』のおもたせ、お持ち帰り、お料理が受け継がれているのがよくわかります。
お昼のコースはひとつ。2500円に消費税がついて2625円ですね。
月に2回ほどコースの内容は変わるそうです。
この日はまず、松の実の香煎。
香煎とは香りのよい、例えば紫蘇や陳皮や山椒というものや、煎って香ばしくした麦や米などに、塩を入れてお湯を注いだもの。
松の実の香ばしい香りと味に、ほんのり塩味のお湯を口に含んで、これからのお料理をいただく体制が整います。
先付としては『鯛のこぶ締め 蕪 水前寺海苔』『湯葉豆腐』。
次に出てきたのは『鯛スープ麺』。
鯛のお出汁のニュウメンですね。
わかめと鯛にあられのような衣(後に判った、それは道明寺粉)をつけて揚げたものが乗っていて、柚子の皮の香りがたまりません。
ご飯は四種類のうちから一つ選びます。
『鯛胡麻味噌丼』、『穴子付焼丼』、『かに玉〆丼』、『合鴨焼目丼』。
わたしは『鯛胡麻味噌丼』を選んだので、今日のコースは鯛尽くし、となりました。
ミョウガと絹さやの色もあざやかで、美しい一品です。
友達2人もそれぞれ違うものを選んだので、それも写真に撮らせてもらいました。
丼には香の物が付いていました。この時はお大根。
『穴子付焼丼』
『かに玉〆丼』
菓子は『焼れんこん』というれんこん餅。
とろーっ、もちーっとしていて、なめらかで、温かなのです。甘さはとても上品。いくらでも食べたくなりました。
モダンな和風のしつらえで、サービスもきびきびしながらも気遣いが素晴らしく、とても気持ちよく美味しく、素敵なお昼をいただけました。
水円
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