ティートリーのブログ

気取らないビストロフランス料理が食べられるブションに久しぶりに自分たちも行きたいと家族が言うもので、今日のお昼は忙しい合間をぬって車でブションへひとっ飛び。
ちょうどお昼時なので満席でしたが回転も良いのですぐに座ることができました。

ひとりは、わたしが先日食べたオングレ（牛はらみ）のステーキにたっぷりのフリット（フレンチフライポテト）。もう一人は豚肉のシェリー酒煮込み。



わたしは牛肉と人参の煮込み。
豚肉と牛肉の煮込みはどちらもナイフをいれるまでもなく、ホロホロと崩れます。



肉の味、野菜の甘み、たっぷり堪能しました。

デセールに、ひとりはオレンジのソルベ。もうひとりはアリババ。（ババ・オ・ラムのことですがサバランというほうが日本ではなじみが良いかも。少し甘いブリオッシュのようなババ生地にラムシロップを沁ませてあります。）



わたしはムース・オ・ショコラ。
今日はエスプレッソとともにいただきました。エスプレッソも濃い濃い、パリのエスプレッソそのもの。食べたものがスッと落ち着くような心地。



このムース・オ・ショコラが、これまた秀逸。これからブションのデセールにはクレームキャラメルにするかムース・オ・ショコラにするか、ひとしきり悩みそうです。
いわゆる日本風の定食屋さんに飛び込むような気軽さで定番のフランス料理が食べられるブションは、本当に良いです。

前の夜にワインを少々飲み過ぎましたが、翌朝はスッキリ。で、お昼にまたワイン。3ヶ月ぶりに会う友人と近況報告を兼ねてランチです。
寺町二条のビストロ、ベルクールの姉妹店のブション。フランスの人が普段普通に食べているメニューばかり、気取らないフランス料理のお店です。
寒くなってきたから、カスレやオニオングラタンなども楽しみ。
でも今回はプリフィクスのメニューから。鶏のマスタードクリーム煮込みにも心が動いたけれど、牛のオングレ（はらみ）のステーキにたっぷりのフレンチフライ。



極普通のグリーンサラダとフランスパンと。で、赤ワイン。



デセールも迷いましたが、ここへ来るとこれを頼まずにはいられないクレームキャラメルにしました。



場所を変えて食後のコーヒー。
二条通を西へ歩いて、カフェビブリオテックハロー。木のぬくもり、木の葉の緑、窓から差し込む光。ここも落ち着けて大好きなカフェです。



英語を話す西洋人のお客さんも二組。隣にはベーカリーのスペースも出来ていました。レーズン入りのブリオッシュやクルミの入ったバターロールを買って帰りました。
寺町通の新しい雑貨屋さんを見つけたり、二条通を散策したり、柳馬場通りの京都正ハリストス教会（先月訪れた京都府庁旧本館と同じく松室重光設計の建物）が修理されている最中であることを知ったり、久しぶりに京都をぶらりと楽しんだ気分になりました。

今年の一年も、これからの人生がもっと楽しくなるような人たちと知り合う機会がたくさんありました。
残すところあと半月ほどとなった日に、またまた素敵な方と初対面の晩餐。
今年の5月に熊本から栽培されたニンニクを送ってくれた人。琵琶湖近くに住む鳥友達の学生時代からのお友達でした。
フェイスブック上でも特に親しみを感じた人。バーチャルな付き合いからリアルな付き合いになることは、本当に刺激的です。

四条河原町近くの路地を入ったところにある酒造会社「黄桜」直営店の「祥風楼」で鳥友達とともに3人で会いました。
少しも初対面な気がしませんでした。

「祥風楼」は黄桜直営のお店だけあって、こんな中心部にあるのにお得感がいっぱい。
居酒屋よりはきちっとしていて、京料理やさんよりはくだけている、という感じ。
コース料理は3900円から。コースで予約すると個室をお願いすることができます。

まず食前酒ではじまり、黄桜の地ビールで乾杯。お刺身が2種類。



次に紙鍋のちり鍋。



そのあと、ぶり大根、サワラの蕪蒸し、などが出てきたはずなのですが、飲むのとおしゃべりに夢中で写真は撮り忘れ。
「次はごはんになりますが」と言われたけれど、もう少しお酒とおしゃべりのおともが欲しかったので「おばんざい盛り合わせ」を一つ頼みました。



お腹もほどよく落ち着いたところでごはんをお願いして、そのあと一口のデザート。



食べたあとも話がはずみゆっくりおしゃべりしていたら、2度も3度も熱いお茶を持ってきてくださいました。
カジュアルなお店ですが、個室で適当に放っておいてゆっくりさせてもらえるので、使いやすいお店だと思います。