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赤い実と小鳥

昨日ピラカンサについて書いていたところなので、今日、また赤い実に目が止まってしまいました。
これはハナミズキの赤い実。



考えてみると赤い実のなる植物は多い。赤は目立つから小鳥が見つけやすいのか。植物から言うと小鳥に食べてもらって遠くでまた発芽することが望ましいだろう。
小鳥は赤い色を識別できるのか?総じて赤い実は小鳥が好むのか?
と、瞬時にいろいろな疑問が頭の中をかけめぐります。

まず、色の識別に関してですが、人間が『赤』『青』『緑』の三色を識別してその組み合わせで様々な色を判別しているのに対して、鳥は『赤』『青』『緑』に加えて『青に近い紫外線』の四色の組み合わせで識別しているそうです。
人間よりカラフルな世界を見ていそう。
ちなみに、真偽のほどは調べてもいないのでよくわかりませんが、犬や猫は赤を識別できない、という話を聞いたことがあります。
犬猫はともかく、鳥は視覚がすぐれているのは確かなことのようです。

小鳥が総じて赤い実を好むか、というと、そうでもないらしい。小鳥の種類によって好き好きはありそうですが、まずい実はあまり好まれないらしい。
まずい、というのは人間の味覚ではありませんけれど。
でも例えばアオキの赤い実を好む小鳥はあまりいないらしいです。ヒヨドリぐらいしか食べにこないみたい。

今日みたハナミズキは、メジロ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ヒヨドリなどが好むようです。
昨日のピラカンサを好む小鳥は多いみたいで、ツグミ、アカハラ、シメ、イソヒヨドリ、ジョウビタキ、ヒヨドリなどが来るようです。
ヒヨドリは好き嫌いが少なくよく食べるようですね。時期になると、あちらこちらで朝から『ピーピー』とうるさいわけです。
そういえば、以前住んでいた家の庭にはヒヨドリをはじめ、シメやメジロなどいろいろな小鳥がよく来ていましたが、植えてもいないナンテンがあちこちにニョキニョキ生えていました。
きっと小鳥が運んできたのですね。

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