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新年を迎えて

さっき恒例のウィーンフィルの『ニューイヤーコンサート2013』を生中継で見終わりました。
今年の指揮者、フランツ・ヴェルザー=メスト。若々しい感じで、だんだん終わりに近づくほど乗ってきて、よかったです。
最後の2曲、『美しき青きドナウ』と『ラデツキー行進曲』、これを聴くと、世界中で2013年を迎えたんだなーと実感がわきます。

暮れの押し詰まったときに、嬉しい頂き物が届きました。
『パティシエ シマ』の『ガレット・デ・ロワ』です。フランスの伝統のお菓子。

ガレット・デ・ロワ パティシエ シマ

切り分けて、食べる分からフェーブといわれる小さな陶器の人形が出たら、それを食べる人が王冠をかぶる という行事。ということまでは知っていたけれど、これを機会に調べてみました。

キリスト教の公現祭(エピファニー)の日、1月6日に食べるらしい。
公現祭とは、東方の3人の博士が星に導かれ、生まれたばかりのイエス・キリストのもとへ行って、これが救い主だとわかった日のことらしい。
『ガレット・デ・ロワ』のロワとは、王様の意味のフランス語ですが、デと複数の冠詞がついているのは、王様たち、すなわち東方の3人の博士のことらしい。
ひとつの説では、このお菓子、フランスでは1月1日の14時から売り出される、とありました。
賞味期限のこともあって、1月6日までは待っていられません。
なので、いただいた『ガレット・デ・ロワ』は1月1日の14時以降に食べることにしました。
中にはアーモンドクリームが焼けてホクホクの状態で詰まっています。

ガレット・デ・ロワ パティシエ シマ

『パティシエ シマ』の『ガレット・デ・ロワ』の中に入っているのはフェーブのかわりのアーモンドだそうです。
うちは少人数の家族なので食べる量が少ない。誰も今日食べた中からはアーモンドは出てきませんでした。明日のお楽しみです。
フェーブとしては、ちいさな陶器のお皿がついていました。
アーモンドが当たった人にプレゼント。



パティシエ・シマ
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