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そよ風と 木漏れ日と・・・
JR京都駅には祇園祭の宵々山へ出かける人たちが電車で次々やってくる、7月15日の夕刻。
大津方面から到着する電車からも浴衣姿の乗客が降りてきます。
わたしは反対に大津方向への電車に乗りました。いつもより空いていると思います。
次の山科駅で京阪電車に乗り換え、浜大津を目指します。
浜大津の琵琶湖沿い。緑も多く、琵琶湖の風も涼しく、ワンちゃんのお散歩に最適。
レンガづくりの大津市旧大津公会堂の3階ホールでの「大津ジャズフェスティバルプレイベント」。
わたしが結構ジャズ好きだと知っている友人からの、わりと急なお誘いでした。
大津では毎年10月に大津ジャズフェスティバルが開催されています。今年で5回目。
そのプレイベントとして、栗田洋輔グループというジャズのカルテットが熱い演奏をされました。
栗田洋輔(Sax)柳原由佳(Pf)佐々木研太(Ba)松田GORI広士(Dr)
最初の曲は、この主題はよく聞いたことがあるぞ、なんだっけ?と曲の終わりまでに当てたい、と思いましたが、曲が終わって曲紹介されるまで正解が出て来ませんでした。
ジャズにアレンジされているとリズムも響きも変化しているので、そこが面白い。
「一曲目はね、有名なドナドナをアレンジしたもので・・」と紹介されたので、ああ、ドナドナだった!とちょっと悔しい思い。
素敵なアレンジと技巧性の高さで、今日の演奏の質の良さが予想できます。
「サマータイム」「星影のステラ」などのスタンダード・ナンバーもオリジナル色の強いアレンジ。
滋賀県のお客さんへむけて「琵琶湖周航の歌」も。これもすごく洗練されたアレンジでしみじみと聞かされました。
今日のピアニストのオリジナル曲「ムーヴオン」も綺麗な曲。
あとは「枯葉」、最後は観客のアンコール催促の手拍子で、この日いちばんの迫力に感じたチックコリアの「スペイン」が演奏されました。
途中、一度休憩をはさんでのステージ。それが観覧無料だったのですよ。
ドリンク・フードの販売もあり、最前列のテーブル席でゆったりビールを楽しみながら演奏を聴きました。
こんなレベルの高い演奏をタダで聞いては申し訳ない。これからの大津ジャズフェスティバルがもっと盛況になっていくように、と、協賛金代わりのOJF(大津ジャズフェスティバル)メイツ会員に登録してきました。
熱い演奏の後は気持ちが高ぶってしまうもの。
友人とふたり、浜大津駅近くの居酒屋さんで軽く飲み、のつもりが話が盛り上がってしまい、家に帰り着いたのは日付が変わってからでした。
大きなだし巻き卵
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