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そよ風と 木漏れ日と・・・
先週の水曜日、レディスデイを利用して「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」という映画を見てきました。
友人でもあるピアノの師匠が見てきたというのを聞いて、わたしも見たくなって行ってきました。
わたしたちのピアノに関する会話でもよく登場するアルゲリッチ。1941年アルゼンチン生まれ、スイス在住。若い時から天才と言われ世界中で活躍してきたアルゲリッチ、そのパワーは衰え知らず。白髪混じりの長い髪、若い時とは違ってふくよかな体つき、その身体を包む緩い服装、そしてどんな曲でも圧倒的なパワーと余裕で弾きこなす力量。
アルゲリッチの三人のお嬢さんはそれぞれ父親が違います。父親、みながそれぞれ大音楽家。
そのうちの三女が映画監督として、アルゲリッチを至近距離で追い続けたドキュメンタリーです。
その三女のステファニーの目を通して、母であるアルゲリッチと三人の娘との関係、それぞれの父親のこと、ステファニー自身の父親との関係、三人の姉妹としての関係・・など、家族関係に焦点をあてた映画になっています。
天才ピアニストアルゲリッチの演奏風景や奏でるピアノの音色を軸に、人間が個人として克服していかなければしょうがない親子関係や姉妹関係が描かれていて奥の深い映画です。
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