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「ラ・フォル・ジュルネ」のおみやげ

「La Folle Journée ラ・フォル・ジュルネ」。日本語にすると「熱狂の一日」。クラシック音楽を幅広く楽しむための数日間のイベント。毎年ゴールデンウィークに催されます。
滋賀県のびわこホールでも2010年から行われるようになりました。

モーツァルト作曲のオペラ「フィガロの結婚」のもとになった戯曲の名前が「狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚」(La Folle journée, ou le Mariage de Figaro)であったこと。それと、このイベントを1995年にフランス・ナントで始めたディレクターのルネ・マルタンが第1回目のテーマをモーツァルトにしたこと。そういう次第でこのイベントが「ラ・フォル・ジュルネ」という名称になったそうです。
日本上陸は2005年の東京。2010年のテーマ「ショパンの宇宙」の際、テレビ番組としてもとりあげられたことで日本でもより知られることになったのではないでしょうか。

わたしはテレビでしかこのイベントに接したことはないけれど、わたしのピアノの師匠は、昨年に続き今年も琵琶湖ホールに行ってきたそうです。
彼女からはよく音楽に因んだプレゼントをもらうのですが、「ラ・フォル・ジュルネ」のおみやげももらいました。

ラ・フォル・ジュルネ

ペーパーフォルダーです。今年のテーマが「Le Sacre Russe サクル・リュス」つまり「ロシアの祭典」なので、ロシアの作曲家が並んでコサックダンスを踊っています。
それぞれの下に名前が書いてあります。チャイコフスキー、ムソルグスキー、ラフマニノフ、ストラヴィンスキー、ショスタコーヴィッチ。胸に「I ♥LFJ(ラ・フォル・ジュルネ)」のマークのついたおそろいのTシャツを着ているところなんざ、芸が細かいイラストですねえ。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン(日本版ラ・フォル・ジュルネ)」のイラストレーターはいつもチェコのイジー・ボトルバ氏。

こちらは去年もらったおみやげの付箋。
昨年のテーマは「Les Titans タイタンたち」。付箋の絵はブラームス、リスト、ベルク、ブルックナーですね。

ラ・フォル・ジュルネ


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