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そよ風と 木漏れ日と・・・
5月21日の記事の最初の方で、わたしは梅小路公園で見た花の咲いている木について書きました。
これはなんの花だろう?と書いていたのですが、昨日パリからメールが来て「こちらでは"Tulipier de Virginie" チュリピエ ドゥ ヴィルジニー」と教えてもらいました。フランス語版のwikiのアドレスもついていたので見てみたら写真があって、そうこれこれ。
ラテン語の学名はLiriodendron tulipifera リリオデンドロン チュリピフェラ。
で、日本ではなんていうのかと調べてみたら「ユリノキ」または「ハンテンボク」という木でした。
3月のまだ寒い日に見たときにツボミがたくさんついているように見えて、あれはモクレンかコブシだろうと思っていたのを思い出したら、「はて?」そんな時期にツボミで今ごろ咲くのかな?とまたまた疑問が湧いてきたので、とりあえず梅小路公園までもう一度その木を見に行ってみました。
梅小路公園は京都市緑化協会の拠点でもあるので、そこに植えられた植物には説明の札がついていることが多い。よく見たらあの木にも付いていましたよ。
モクレン科(落葉樹)財団法人京都市都市緑化協会
ユリノキ(百合の樹)
北アメリカ原産の樹木で、葉が半纏(はんてん)の形に似ているのが特徴的です。5〜6月頃に咲く花はチューリップに似ていてとてもかわいいです。
葉っぱは半纏の形
フランス語の"Tulipier de Virginie" ヴァージニア州のチューリップ。あ、そのままやん。
そしてモクレンだと思ったこともあながち間違いではなかったのです。
でもあの時のはツボミなのか?
今咲いている花
しぼんでいくと
枝の間にそのツボミだと思っていたものはまだ付いています。ツボミにしてはなんかしっくりきません。
あとでネットでよーく調べていたらわかりました。あのツボミと思ったものは種だったのです。それも秋から冬に、すでにあの形の種がモクレンの花のように枝についていたのです。
そして、葉が出て、葉が茂って、新しい花が咲く時期になってもまだ付いているのでした。あの種は、結局どうなっていくのだろう?
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