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そよ風と 木漏れ日と・・・
わりと行き当たりばったりのノリで越前市まで行ってしまいました。
もとの武生市と今立郡今立町が合併して越前市になっています。もよりのJRの駅は武生駅。
まず観光案内所を目指したわけですが、武生駅前も近くにある越前市役所前も歩いている人がほとんどいない。
繁華街と思われるところには翌日の七夕祭りの飾りが連なっていました。が、歩いている人がいない。
お昼を食べたお蕎麦屋さんには地元の方が次々いらっしゃって福井弁でおしゃべりされていましたが。
商店街はひっそり。
七夕祭りの翌日にそなえてこの日は外出を控えている人が多いのだろうか。
シャッターを閉じたお店も目につきました。少々ショックを受けました。京都市に住んでいるといつも観光客が多いのでなおさらかもしれません。
都市部近辺以外はどこもこういう状態なんだろうか。地方の産業はそこまで危ないのか。日本は大丈夫か?
行き当たりばったりで数時間の滞在で、本当の状態も知らないし、そこまで不安がるのは差し出がましいことかもしれません。
でも数日後、京都に帰省している友人からは東北のほうでは田畑までがただの空き地になっているところが多いと聞きました。
土地が作物を生み出す農業さえ衰退している場所はいったいどうなってしまうのだろう。
人口や産業の偏在、教育の問題、たぶんいろいろな要素が絡みついているのだろうし、地域によっても原因は違うのだとは思いますが、自分の住んでいる場所以外にも目を向けてみる必要を感じました。
今日のちょうどお昼ごろ、京都は雷が鳴り土砂降りの雨が降りました。市内のあるところでは冠水もおきたそう。
なによりも、今夜は五山の送り火の日ですから送り火の準備をされる保存会の方々など関係者をはじめ、京都の人は気をもみます。
お盆の送り火。お盆の間に帰ってこられていたお精霊さん(おしょらいさん)たちを、送り火で送ってさしあげないといけません。
雨のために大文字に火が付かず四山の送り火になってしまったことはあるらしいけれど、こればかりは雨だから中止とか順延とかはあり得ません。
今、外を見ると雨は降っていません。夏も終わりに近づいてきたしるしの草の中の虫の声が聞こえてきました。
先日、橿原神宮でいただいた記念品が素敵だったのでご披露。
中に干支が描いてある盃。
外側も美しい。
八咫烏のお守り。
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