ティートリーのブログ

暑いのはかなわないけど、夏が終わるとなったら少しさみしくもあります。
秋は秋で好きなのだけど。時が移り変わるのがいやなわけではないのです。が、夏から秋というときには一抹の寂しさが伴うのです。

そんな寂しさを紛らわせてくれる、足もとピョンピョンのバッタ。



よくみたら、ここでも、そこでも、飛び跳ねていました。
そばに見えるのはイヌタデ、そして白いのはアメリカタカサブロウというキク科の草花。

アメリカタカサブロウ

暑さに負けて大好きなサルスベリの花のことも、今年は愛（め）でていないことを思い出しました。
そうしたら、昔サルスベリの花の匂いを何かの匂いに似ていると教えてくれた人のことも思い出しました。
教えてもらった時に私も匂いを確かめて、『ほんとにそうだわ。』と同意した覚えはあるのですが、それが何だったのか。



気になりだしたらサルスベリの花の匂いをかぎたくなってきました。
公園に行けば、サルスベリの木はたくさんあります。さっそく行ってかいできました。



低い枝をガシっとつかんでクンクンしている姿は、考えてみると滑稽なものです。人通りのないところのサルスベリでためしてみました。
サルスベリの花は鼻をつけないとわかりにくいのですが、とてもいい香りがするのです。
でもどの花ももう終わりかけ。実までついてきています。良い香りは確かめられましたが、終わりかけの花の香りは薄まっているのか、もうひとつピンときません。
香水を思わせるような良い香りなのはわかるのですが、何の匂いって教えてくれたのだっただろう？
甘い匂い、クッキーの匂い、って言ってたかなあ。
来年、咲いたばかりのサルスベリの匂いをかいでみよう。

今日は涼しさを感じる一日でしたが、このところ年々夏の暑さの質が変わってきているように感じます。

それに今年は例年より暑さに参りました。近くの公園へもほとんど出掛けていません。
一年分ほどの不要な写真を整理していたら、去年の8月の末に公園で撮ったトンボの写真を見つけました。

水色のトンボといえばシオカラトンボだと思いましたが、尾の黒い部分がほとんどないのでこれはシオカラトンボではない。
シオヤトンボでしょうか。
見ていると今の公園の様子が気になって来ました。近々、覗きに行ってみよう。