ティートリーのブログ

奈良県の吉野へ行ってきた方から、おみやげに吉野葛を使ったくず餅をいただきました。
吉野は千本桜で有名なところなので、今はオフシーズン。奥のほうまで車で行けるし、静かだし、お店の方たちは親切だし、ということで、オフシーズンもいいなあ。
そういえば、京都の高尾高山寺あたりも紅葉シーズン以外では駐車料金もタダだし、お寺はとても静かだし、川沿いのお店ではのんびりできたし、とてもよかったことを思い出しました。



くず餅はくず独特のムッチリした食感がたまりません。
冷たくてツルリとしていながらもムッチリと。

ムーミンの原作を読んだのは小学校生時代と、中学になってからも。

中学校では図書室に揃っていたので順番に読みました。昼休みに図書室で読んでいたので（借りずに図書室に通って読んでいました）自分では持っていなかったけど、確か一冊あったはず。
と思って本棚を探してみたらありました。
二十歳前後に本屋さんで見つけた文庫本です。
「ムーミン谷の彗星」。



トーベ・ヤンソン全集の中、ムーミンの話の中では、これが一番古い話になります。
お話しの中でも、ムーミン自身がムーミン谷の地理をまだ把握していない時。なのでしょっぱなからムーミンがスニフと一緒に探検に出かけます。
ヤンソンの全集としてのムーミン一作目、すぐに世に出て受け入れられた訳ではなかったようなので、この作品は特にヤンソンが手塩にかけた作品だそうです。

少し前になりますが、ピアノの師匠であるところの友人からもらったムーミンのお菓子。
今年は「ムーミン100周年」と聞いて、はて？そんな古かったっけ？と思ったら、作者のトーベ・ヤンソンの生誕100周年だそうですね。
わたしは原作のほうに先に出会ったので、あとで流行ったアニメのムーミンにはどうもなじめませんでした。
でも、ムーミンとほかの登場キャラクターのどれもが時代を超えて、世代を超えて、愛されることは確か。

ムーミンより僕！と、またまたやって来て写り込んでいるキャラが1匹。