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そよ風と 木漏れ日と・・・
最終日は東横線で「みなとみらい」駅まで行き「横浜美術館」へ。
開催中のヨコハマトリエンナーレ2014を見るためです。京都でギャラリーをやっている友人からのアドバイスで、美術家の森村泰昌さんの解説を聴きながら見ることにしました。
今回のトリエンナーレのテーマは「華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある」。
このテーマといい、森村さんの解説といい、出展されている作品の作者の名前といい、学生時代にタイムスリップしたような内容でした。
現代美術(評論のほう)を専攻していたわたしには懐かしい感じ。最近の現代美術の潮流には疎くなっていますが、このテーマ、作品なら充分ついていける。
ゼミの時にさんざん討論してきたような解説を聴きながら、すごく刺激をうけました。
中央の吹き抜けホールの真ん中にはマイケル・ランディの巨大なゴミ箱。
こちらの大きなカラスと、右手の向こうの方に見えるピンクの豚は吉村益信。
2時間ほどかけてゆっくり見た後は、新港ピア(新港ふ頭展示施設)へシャトルバスで。ちょっとした横浜観光にもなりました。
新港ピアにも大竹伸朗ややなぎみわなどの巨大な作品もあり、見応えがありました。見終わると目の前には海。
カフェにもなっているスペースの窓から見える海。これは「忘却の海」でしょうか。
シャトルバスでまた横浜美術館へ戻りました。温帯低気圧に変わった台風の影響もすっかり消えて、青空が広がっていました。
神楽坂はもっとしっとりした町を想像していました。ただ坂と付いているだけあって、本当に急な坂道。
表通りは東京の他の地域の表通りにくらべて生活感がありました。今風のテナントビルの合間に野菜や陶器や和菓子を売っている小さなお店もありました。 路地に入ると三味線や小唄が聞こえてきそうな場所もありました。
大正時代は華やかな花街だったという名残はところどころに感じます。
全体に飲食店が多いです。昔ながらの飲食店も路地には残っています。
これは「どぜう」のお店。どじょうですね。
お寿司屋さんと天ぷら屋さんの割合が多いような気もしました。
わたしたちのお昼はお蕎麦です。
前の晩に少々飲み過ぎていたので、おろし蕎麦に迎え酒の生ビール。
へへっ。
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