ティートリーのブログ

昨日は突風、それからぐんぐんと気温が下がり、昨夜からとても寒くなりました。花冷えという寒さですね。
昨夜、今夜と、夜桜見物の人たちはブルブルでしょう。
でもこれで桜の散るのが少し遅くなるかもしれないと、ちょっと嬉しくもあります。桜のシーズンはいつもよりも天気に敏感になります。

この青空を背景にした樹の枝はなんの植物でしょうか。
これは楓の若葉です。
開いたばかりの緑の葉っぱ、新芽の赤。光に透けてとても美しく見えました。

滝や水のせせらぎ、京都の山の自然を模した植物たち、ちょっとした林や築山や芝生やなだらかな丘。
小鳥や水鳥も遊びに来るし、今は満開の枝垂れ桜も楽しめる。秋には素晴らしい紅葉も。
そんなに盛りだくさんな自然がつまっているのに閉じられた庭、ほとんどいつも誰もいない庭。
梅小路公園の『朱雀の庭』はわたしにとっての秘密の花園です。

今日はお花見日より。
梅小路公園には満開のソメイヨシノの下にシートを敷いてお弁当を広げるご家族連れ、お友達連れがたくさんいらっしゃいました。

そういう時でも、この朱雀の庭は静かです。



この庭に咲き乱れているであろう枝垂れ桜を見に来てみました。

枝垂れ桜の木の下に、桜を見上げて写真を撮っている方が3人、斜面に張り付いていらっしゃるのが見えました。



シニアの方たちの写真同好会みたいです。今日は桜を撮るには絶好の日ですね。集団で来ていらっしゃいました。
ちょうど今、朱雀の庭では恒例の『和の花展』が開催中。絶滅危惧種の日本固有の植物を、ゆっくり見て回りながら目指す枝垂れ桜のポイントへ行きました。

もう誰もいません。





こころゆくまで、枝垂れ桜のシャワーを浴びました。