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そよ風と 木漏れ日と・・・
角屋(すみや)もてなしの文化美術館を出て、島原大門に続く道筋(どうすじ)と呼ばれる東西の道に面して、『きんせ旅館』という古い建物があります。
築250年以上というこの建物は歴史的風致建造物に指定されています。もとは角屋と同じく宴会を催した揚屋だったそうです。それが旅館になり、今は一階をカフェにしていらっしゃいます。
ちなみに旅館のほうは、『一日一組様限定で、建物の二階をホテルのスイートルームのように、 または1棟貸しの町屋のように、ゆったりとお使いいただけます。』(きんせ旅館ホームページより)
一階のカフェでは文化的なイベントも時々企画されています。
『きんせ旅館』のホームページを見て、前からどんな場所か気になっていました。
なので友人とこの建物の前を通りかかった時、「ここ、気になってるカフェなの。」「じゃあ、入ってみようよ。」ということになって、思い切って引き戸を開けて入ってみました。
表からは想像できない素敵な場所でした。
アールデコというよりは大正ロマンというほうが正しいでしょうか。抑えられた色調のステンドグラスや、真鍮のドアノブ、天井の彎曲、時代がかった照明。
ひと目で好きになりました。
カフェだけでなくバーでもあります。カウンターの向こうには、ズラリと洋酒が並んでいます。メニューにはビール、ワインのほかにも、ジン、ラム、テキーラ、ウォッカ。ウィスキーにしてもバランタインなどのスコッチウィスキーから、バーボン、はてはアイラ島のシングルモルトまであるではありませんか。
すごいです。
わたしはお酒にも興味を持ちましたが、まだ昼日中でもありますし友人と二人コーヒーを注文しました。
コーヒーは河原町今出川を下がったところの東側にある「KAFE工船」のドリップコーヒー。こだわりを感じます。
注文はしていませんが、紅茶はムレスナティーハウスの紅茶。
トイレの空間がこれまた立派で、写真を撮って来ました。
このカフェに居ると、時間を忘れてしまいそうです。
きんせ旅館
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