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そよ風と 木漏れ日と・・・
鉾立の7月10日を過ぎてから、祇園祭を肌で感じながら、老舗の和菓子屋さんへお菓子を買いに行こう、というのが今回の外出の目的でした。
生粋の京女である友人と「のりかっつぁんへいきまひょ。」「そうしまひょ。」と、わたしも京女になった気分で。
めざすは三条堺町上ルの「亀屋則克」。
夏は蛤の貝殻に入った涼しげな琥珀羹「浜土産(はまづと)」で有名なお店。葛焼きも名物です。
お店はつい通りすぎてしまいそうな間口の小さい構え。
こういうところほど、京都らしさを感じます。
お店の中は、昔ながらのショーケースなどのないしつらえ。
その日のお菓子が菓子盆の中に並んでいます。
先代の奥様でしょうか。おつかいものの表書きを毛筆で一つ一つていねいに書いていらっしゃいました。
わたしが選んだのは浜土産、葛焼き、上用饅頭、水牡丹。
葛焼きには祇園さんのしるしの焼印を押してくださいます。祇園祭のシーズンならでは。
上用饅頭にも「献灯」の文字。これも祇園祭ならではのものでしょう。
浜土産(はまづと)は貝殻をあけると透明な琥珀羹。茶色く見える粒は大徳寺納豆です。このひと粒がおつなんです。
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