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『うすばね』 菱屋

わたしのピアノの師でもある友人宅へレッスンに行く日なので、彼女の母上のお好きな『うすばね』を買って行こうと、角屋の横を通り島原大門をくぐって『菱屋』を目指します。

かつて、太夫や芸妓を呼んで宴を設けてもてなす場であった揚屋である『角屋』。
教養人がつどったサロンの役割も果たしていました。

角屋

今では揚屋は『角屋』、太夫を抱える置屋は『輪違屋』ぐらいしかありませんが、一番栄えていた頃は揚屋が約20軒、置屋は約50軒ほどもあったそうです。
その花街『島原』の入り口にある大きな門。島原大門。

島原大門

島原大門の少し東に行ったところに目指す『菱屋』があります。
創業明治19年(1886年)。

菱屋

透けてしまいそうにとっても薄いおかきです。
茶の湯をたしなまれるお席、お茶事でも使われるそうです。

うすばね

手焼きでつくられたおかきは数種類少しずつ売られています。
『海老あられ』というのを一度買ってみたいのですが、なかなか手に入りません。
『ひなあられ』には海老味、海苔味、薄いお醤油、たまり醤油の4種類が入っているということです。なので『ひなあられ』の季節には『海老あられ』は作っていらっしゃらないそう。
他の季節に、ぜひ電話で確かめて『海老あられ』を手に入れてみたいものです。
なにしろ、『海老あられ』は月に1回しか作らないということです。
『うすばね』だって、おもちを乾燥させたり焼いたりの全行程で20日くらいかかる丁寧な作り方なのですよ。

うすばね

二袋なら箱に入れて下さいます。箱に入れていただいたほうが『うすばね』が壊れてしまわなくてよさそうです。

うすばね

手焼きあられ 菱屋
京都市下京区花屋町通櫛笥西入薬園町
(花屋町通壬生川西入南側)
Tel.Fax.075-351-7635
9:00~19:00
日曜営業 不定休

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